千年の田んぼ読書感想文の書き方

中学受験 小学生
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千年の田んぼ読書感想文の書き方

2018年度の読書感想文コンクールの中学生の部課題図書の一つ「千年の田んぼ」にスポットを当てて読書感想文の書き方を説明していきます。また、この課題図書で読書感想文が簡単にかけるツールもご紹介します。

「日本海に浮かぶ小さな島、見島にある田んぼは、千年以上前に作られたものなのかもしれない。」

聞いただけでワクワクしてきませんか?この本では、作者と一緒に千年の田んぼの謎解きをしていきます。作者が推理し証拠を探していく、探偵になったような気分が味わえる一冊です。

また、本を読むと見島の美しい光景が浮かんでくることでしょう。あなたも、きっと見島に行ってみたくなりますよ。

読書感想文を書くにはあらすじが必須 千年の田んぼのあらすじ

読書感想文はあらすじが頭に入っていなければ書けません。『千年の田んぼ』は物語文と違って、明確なストーリーがあるわけではありませんので、あらすじは書きにくいかもしれませんね。

読書感想文には、あらすじを簡単に書きますが、最初は箇条書きにします。そのあと、文章にまとめましょう。

1.見島は小さな島だが、お米が取れ、ため池がたくさんある。見島には棚田の他に、ハッチョウハッタンという大きな田んぼもある。この島に作者は取材に向かった。
2.八町八反にある三角ため池の水は、1970年頃まで人力で水を汲み上げて田んぼに入れていた。
3.八町八反は砂地で「ザル田」だった。昔から島の人は田んぼの土づくりに励んできた。
4.調査の結果八町八反は千三百年前の条里の田んぼだった。
5.条里の田んぼを開田したのは優れた土木技術を持つ人。発掘調査の結果、島には武官とその家族が住んでいたことがわかった。
6.千年前から続く八町八反は貴重な田んぼ、後世に残すべきもので世界に誇るべき財産である。

読書感想文の一番のポイント 千年の田んぼのテーマとは?

読書感想文の中心となるのがテーマです。テーマは作者が一番、伝えたいと思ったこと。といっても、それは一つではありません。

テーマを見つけたら、読書感想文の完成に一歩近づいたといっても良いでしょう。読書感想文の中心は「テーマ」なのです。

『千年の田んぼ』にはテーマはいくつかありますが、主なものは次の通りです。

昔から伝わっているものは後世に伝えなければならない

作者は「古くから続いている伝統、あるいは物を自分の代で終わらせることなく、次の世代につなぐことが大切。」と考えていることがわかります。

もし次の世代につなぐことができなければ、どうなるのかなどという点から考えてみましょう。

疑問はそのままにしてはいけない

「不思議だと思ったことをそのままにしない」「納得いくまで自分で調べる。」という作者の姿勢が見えてきます。

作者のように疑問をそのままにしないことは、あなたにとってどんな意味があるのか、今後疑問が湧いた時にどのようにしていきたいかといった点から掘り下げてみてください。

日本人は古くから米作りを大切にしてきた

日本人にとって「米作り」とはどんな位置付けなのでしょうか。田植えの終わった田んぼ、稲刈りを間近に控えた黄金色の田んぼ、そういった風景を見てあなたが感じたことを表現するとともに、日本人と米の関わりを表現してみましょう。

千年の田んぼの感想文を書く場合の代表的な構成

千年の田んぼの読書感想文を書くには、次のような構成で書いていくと良いでしょう。

①千年の田んぼを読んで思ったことと、テーマを書く。
②千年の田んぼのあらすじを簡単に書く。
③テーマに沿った具体例を挙げる。
④テーマについて考えたことを詳しく書く。
⑤テーマ再掲、本で学んだこと、教えられたことなどを書くと良い。

千年の田んぼの感想文での具体例が難しいという人は多いかもしれません。昔から伝わっているものは後世に伝えなければならないをテーマとして選んだ場合、古いものを大切にした、あるいは古いものを粗末にしてしまったという経験から考えてみましょう。

まとめ

『千年の田んぼ』は作者の取材に基づいて書かれています。作者は疑問に思ったことを徹底的に調べ、次々に疑問を解決していきます。

物事に好奇心を持つことについて、あなたがどう思ったかを表現してみましょう。

このようなノンフィクションでは、読んでいるうちに作者の人柄もわかってきます。

「感想文を書くのが難しいな」と思った時は作者と対話しているような気持ちになるまで何度も読んでみることをお勧めします。きっとその本が大好きになりますよ。