四谷大塚組分けテストの基準と勉強法

中学受験 小学生
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四谷大塚組分けテストの基準と勉強法

四谷大塚の組分けテストは、塾生だけでなく、外部生も四谷大塚に入塾したい場合どのくらいの位置にいるのかが確認できるテストです。 結果により、Sクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスの4クラスに分かれ、次の組分けテストに向けて週テストをこなしていきます。 ある意味わかりやすい階級制で、目標を立てやすいシステムと言えます。 この記事では、各クラスの基準点をお伝えしていくとともに、週テストとの勉強方法の違いをプロ講師が解説していきます。 2019年度5年生の生徒は、過去問の基準点にもなりますのでぜひ参考にしてください。

2018年四谷大塚組分けテストクラス基準点

2018年組分けテスト5年生基準点

  1 2 3 4  
S 433  411  411  399   
C 372  355 349  341   
B 285  271 260  257   
A  
  5 6 7 8 9
S          
C          
B          
A

※随時更新いたします

2018年組分けテスト6年生基準点

  1 2 3 4  
S 407  439  426  353   
C 347  373  361  299   
B 263  279  273  226   
A  
  5 6 7 8 9
S          
C          
B          
A

※随時更新いたします

2018年四谷大塚組分けテスト受験要項

次に、2018年度の四谷大塚組分けテストの受験要項や実施スケジュールを見ていきましょう。

2018年四谷大塚組分けテストスケジュール

  実施日 申込締切日
1 3/11(日) 2/6(火)
2 4/29(日) 4/3(火)
3 6/10(日) 5/8(火)
4 7/15(日) 6/12(火)
5 9/2(日) 8/1(火)
6 10/7(日) 9/4(火)
7 11/11(日) 10/9(火)
8 12/16(日) 11/13(火)
9 1/27(日) 12/18(火)

四谷大塚の組分けテストは、だいたい5回(そのうち1回は総合回)の範囲で1回、月に約1回のペースで年に9回行われます。 総合回以外は組分けテストがあり(四谷大塚や予習シリーズ採用塾塾生、週テスト会員)、総合回は復習期間となります。通塾している生徒は、この1週間で組分けテストの過去問をやったり、対策授業をしたりします。

四谷大塚組分けテストの料金や試験時間

対象 4~6年生
料金 4000円
受験教科 2/3/4教科選択
時間 算数50分(200点満点)
国語50分(150点満点)
理科35分(100点満点)
社会35分(100点満点)

組分けテストは、算数国語の2教科、算数国語理科の3教科、算数国語理科社会の4教科何で受験しても受験料は4000円(税抜)です。 算数が200点、国語が150点と、理社に比べて配点が高くなっています。 時間は算数国語が50分(4年生は40分)、理科社会が35分(4年生は20分)です。4年生は時間が短いのですが、5年生以降はほぼ本番の入試と同じボリューム・時間です。 とはいえ、問題数も結構多く、週テストで訓練をしていないと、時間が足りなくなるケースの方が多いのではないかと思います。

組分けテストはどこで受けれるの?

学年や回によって会場が異なります。

組分けテスト会場

引用http://www.yotsuyaotsuka.com/IWS_image/itiran/019iti.pdf

こちらは四谷大塚公式の2018年3月11日実施組分けテストの会場表ですが、あくまで3月11日実施分であり毎回会場は変わります。

組分けテストは受けるべき?

塾に通っていない、もしくは受験が自由な塾や地元の個人塾に通っている場合、組分けテストは 絶対に受けるべきです。 特に、組分けテスト受験後の資料を活用できると、お子様の成績の伸びがかなり違ってきます。受けて終わりでなく、次に生かすために資料をどう見ればよいかを塾講師の面談目線で解説していきます

学習状況の把握ができ復習に役立つ

組分けテスト成績管理表

引用:四谷大塚保護者ページ

毎週、週テストを受けている生徒もそうでない生徒も予習シリーズを使っている場合、学習の理解度がどのくらいなのか確認する必要があります。 組分けテストでは、個々に成績管理表が出て、難問とやさしい問題に分け、自分の子供がどれだけできているかをチェックすることができます。 この生徒の場合

右に正解がよっているためやさしい問題を確実に取れていおり、基本問題は理解できているということになります。ただ、その中でも場合の数が弱いことがわかりますよね。その部分を講習や長期休みで復習していけばよいというわけです。また、上位校を狙う場合、これでは少し足りません。難しい問題も取れるよう、得意分野から少しずつ伸ばしていくのです。

現在の四谷大塚生の中での位置が確認できる

組分けテスト成績表

引用:四谷大塚保護者ページ

塾なしや、地元の塾に通っている場合、1番不安なのは「井の中の蛙」になってしまうことです。 自分が、仮に四谷大塚に通っていたらどれくらいの位置にいるのか?偏差値は幾つなのか?どのランクの学校を目標にしてよいのか?それがわかるのが組分けテストです。 具体的には、教科ごと全体の順位や偏差値が出ます。 さらに、Sクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスの各組に毎回分かれるので次の目標をしっかり持つことができます。上位校を目指す生徒は、まずCクラスに入ることが最低条件です。 ここを目指して頑張りましょう。

2017年5年組分けテスト基準点(過去問解くときの参考に)

2017年組分けテスト5年生基準点

  1 2 3 4  
S 415  409  410  419   
C 351  349  351  354   
B 264  266  264  266   
A  
  5 6 7 8 9
S 410  437  414  427  432 
C 370  373  356  363  378 
B 262  276  270  268  298 
A

 

組分けテストに向けた勉強法

最後に、組分けテストに向けた勉強法をこれまでの講師経験を踏まえてお伝えいたします。

週テストとは勉強の仕方が全く違う

まず、案外多いのが週テストはできるのに、組分けテストになると点数がガクッと落ちてしまう生徒が割と多いという点です。理由は2つあります。

  • 週テストは自分の所属しているクラスとだけの争いである
  • 週テストは範囲が限られている

まずは、週テストは自分の所属しているクラスの生徒との争いであるという点です。 例えば、普段Bクラスでトップの成績をとっていても、組分けテストは当然自分より上のCクラス、Sクラスの子も入ってくるので偏差値は下がります(もちろんAクラスの子も入ってくるわけですが)。 ですから、組分けテストの方が受験に向けてと言う意味ではより正確な偏差値と言えます。 もう1点は範囲の違いです。週テストは1回分の範囲なのに対し、組分けテストは4回分の範囲のテストだという点です。 いわゆる詰め込み暗記勉強をしているタイプは、範囲が増えると点数がガクッと落ちます。定期テストはできるけど、模試になるとできませんみたいなタイプですね。 組分けテストに向けた勉強はちょっとしたコツがあります!

組分けテスト勉強法算数

組分けテストの週は、当然週テストもないですし、新しい範囲を学習することはありません。やるべきことはどのクラスを目指しているかによって違います!

Bクラスを目指す勉強法

Bクラスの目標は「1」と「2」を確実に得点し、88点/200点を狙うことです。

これに必要な勉強は、基本問題の繰り返しです。まずは総合回の基本問題、そこで×の多かった範囲に戻り、その回の基本問題をできるようになるまでとにかく繰り返しましょう。過去問がある場合は30分を目安に「1」と「2」のみ解くようにしましょう。残りの20分はミスがないかどうかの確認の時間に当てます。とにかく、「3」以降には目もくれず「1」「2」を確実にとる力を身につけていきましょう。

Cクラスを目指す勉強法

Cクラスの目標は「1」〜「6」までを確実に正解し、出たミスを「7」〜「9」の(1)で拾っていき152点/200点を狙うことです。この140点〜160点が毎月安定してくると、Sクラスも視野に入ってきます。

これに必要な勉強は、標準問題までの頻出問題は機械的にできるようにし、なおかつ初見問題で使う手段を自身で理解していることです。まずやることはBクラスまでの方法と同じ、ただしこれを標準問題まで広げます。ただ、得意苦手はあります。そこで、苦手範囲の初見問題は捨てます。得意範囲の初見問題を解くコツは「手段」を身につけておくことです。問題を数多く解いていると、算数は結局このパターンか・・・と言う形が見えてきます。実は図形の問題も同じだったりします。まずは得意分野で拾えるようにしましょう。この感覚を身につけるために重要なのが組分けテストの過去問です。残念ながら塾に通っていないと手に入らない可能性が高いので、ない場合は週テストの問題を混ぜて組分けテストと同じ配点並びにしてお家の人が作ってあげると効果的です。

Sクラスを目指す勉強法

Sクラスの目標は、3ミスまでに抑えること、つまり176点/200点を狙うことです。実は、152点がコンスタントに取れてきている生徒はそう難しくありません。ここでのポイントは必ずしも満点でなくても良いと言うことです。

必要な勉強は、算数の応用演習です。ただし、これに手をてける前に過去問を解き、152点を下回ってしまう場合は、Cクラスの勉強法に戻った方が良いです。ようはCクラスの点数に3問乗せれば良いわけですから、得意範囲の応用演習を中心に学習していきます。その際は、大問1題7分と時間を決めてといてください。「7」〜「9」で21分かけるということは「1」〜「6」までを30分弱で解くということです。それ以上かかる場合は制限時間の関係でおそらく得点になりません。ただ、(1)だけでも解ければ話は別です。逆に言えば「7」〜「9」の(1)だけ全て正解しても目標点に届きます。

組分けテスト勉強法国語

まず国語は週テストと組分けテストの勉強法に大差はありません。本人の素質(50%)+普段の積み重ね(30%)+戦略(20%)です。 さらに嫌なことを言うと・・・ 5年生組分けテストで時間切れになる生徒は入試でかなり苦労します 何となくではなく根拠があります。下の表をみてください。

  組分けテスト 入試
文字数 4000文字 7000文字
記述文字数 100文字 200文字

実は、5年生1回時点の四谷大塚は文章題の文字数をかなり抑えていることがわかります(入試平均の半分程度) 普通の小学生は、2000文字の文章を読むのに約5〜8分かかりますので、組分けテストで文章を読んでいる時間は10~15分です。漢字・文法合わせて5~10分かかるとすると・・・

問題を解く時間は長い子で35分、短い子で25分と言うことになります。さて、組分けテストの文章題の問題数は約25~30問ですので1問にかけられる時間はなんと1分です。その中には100文字以上の記述2題も含まれます。

入試の条件はさらに厳しいです。さて、どうしましょう? 方法は3つあります。

  • 単純に読解力をつける
  • 速読力をつける
  • 戦略的に解く

単純に読解力をつける

これが1番難しいし、おそらく普通に塾に通っていてもつかないはずです。国語って集団授業のイメージが強いと思うのですが、読解力は算数以上に個人差があります。つまり、国語のプロ講師に個別で数ヶ月教えてもらわないと読解力なんてつかないと私は思っています。なので、焼き付け刃(というか学習で身につく)の他の2つの方法をまず定着させます。

速読力をつける

速読力と言っても早く読めば良いというものではありません。詳しくは、ダウンロードいただけるレポート等でお伝えしますが、例えば説明文。普段予習シリーズを解くときに以下の2つの作業をしながらなるべく早く読みタイムを図ります。

  • 読んでいてよく出てくる言葉を○で囲う
  • 筆者の意見に線を引く

そのあとに、○と線の部分だけは見てOKで、どれだけ文章を要約できるかという勉強方法です。 この時に詳しく要約できていればできているほど、問題を解くスピードが上がるはずです。実はこの訓練で速読と読解両方の力がある程度UPします。

戦略的に解く

先ほど文字数の話をしましたが、まさにそんなところです。敵を知らずして戦はできません。

そもそも国語は1問1分しかかけれないのだという前提を知っておくことです。そうすると、配点の高い記述問題をどうするか(本当に配点は高い?これを解いてて選択問題2つ時間切れになるかも)、どういう順番で解くか(自分は説明文が苦手で時間がとられがちなのに組分けテストは「説明文」→「物語文」に順番)などの戦略が見えてきます。

戦略に正解はありません。週テスト、組分けテストを通して自分にぴったりの戦略を見つけ定着させるだけで得点は大きく伸びます

組分けテスト勉強法理科社会

理科社会は結構単純です。

  • 週テストの時に作っておいた苦手問題1問1答カードを暗記
  • 週テスト4回分を時間を計り解く(ない人は四谷大塚で買える週テスト過去問)
  • 間違えた問題をできるようにする
  • 組分けテストの過去問を解く
  • 間違えた問題をできるようにする

これ以上でもこれ以下でもありません。普段の週テスト勉強をこなしている人はさほど時間がかからないし、やり残しがある人は時間がかかります。

組分けテスト勉強法まとめ

ここまで読んでいただくと気づいた方もいると思います。要は・・・ 勉強方法は違えど普段の勉強なくしては組分けテストは取れない ということです。正しくは、週テストの勉強の時に、組分けテストの勉強を意識しているかどうかで結果は大きく変わるはずです。 その際、過去問は重要なファクターとなりますので2019年の5年生はこの記事の組分けテスト基準点をぜひ参考にしてください。