サピックス合格実績入試報告会2018最新レポ

中学受験 小学生
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サピックス合格実績入試報告会2018最新レポ

2018年サピックス入試分析会のレポートをママペディアがどこよりも早くご紹介いたします。

サピックスの合格実績、またサピックスが分析した今年度各教科の入試傾向をレポートとしてまとめましたので塾選びの参考にしてください。

2018年度サピックスの合格実績

サピックス合格実績1

サピック合格実績2

相変わらずサピックスは文句のつけようがない合格実績です。在籍生5349名の合格実績で、模試だけ受けたテスト生や講習生は一切含まれていません。

四谷大塚、日能研と比較した合格者数は下記の表の通りですが、特質すべきは定員に対するサピックス在籍生の合格率を表す「定員専有率」です。

開成 88%
筑波大学駒場 71%
栄光 83%
聖光 89%
桜陰 70%
慶応中等部 75%

サピックスVS中学受験塾大手4社2018合格実績比較〜東京編

  サピックス 四谷大塚 日能研 早稲アカ 栄光
東京校舎数 21校舎 14校舎 43校舎 92校舎 175校舎
国立
筑波大駒場 85 33 12 33 8
筑波大附属 53 33 19 24 7
学芸大世田谷 29 24 13 非公表 3
学芸大竹早 15 29 12 非公表 8
男子校
開成 263 103 42 93 11
麻布 181 71 73 54 14
武蔵 46 57 31 67 25
慶應普通部 113 38 33 57 3
早稲田 191 159 90 147 17
早大学院 53 50 16 68 6
海城 235 116 82 78 21
浅野 266 103 126 56 25
162 94 110 78 25
世田谷学園 145 92 82 78 26
立教池袋 38 48 25 41 12
巣鴨 117 非公表 44 46 17
学習院 76 58 46 61 22
女子校
桜蔭 164 60 32 63 5
女子学院 141 64 54 73 10
雙葉 51 33 26 40 10
豊島岡 253 136 85 116 12
白百合学園 74 28 12 29 9
歐友学園 112 71 85 41 15
吉祥女子 179 147 91 110 21
立教女学院 53 41 36 29 5
学習院女子 50 45 41 29 8
大妻 137 非公表 138 94 44
東洋英和 55 38 30 19 0
東京女学館 137 115 114 81 45
共学
慶應中等部 127 71 26 69 9
早稲田実業 53 64 15 73 10
渋谷渋谷 241 93 48 40 12
青山学院 98 42 51 72 7
明大明治 61 106 57 100 16
法政大 44 104 47 54 27
広尾学園 294 152 49 104 28

東京の中学受験において、合格実績でサピックスの上をいく塾がこの先現れることはないでしょう。と言うくらい、凄まじい合格実績です。

特に、男子トップ校である開成、麻布。女子トップ校である桜陰、女子学院の合格実績は、大手中学受験塾と比べても圧倒的です。

サピックスについて、実際に通塾している保護者のかたの口コミや、入塾資料を見ていて感じたのですが、がこのような合格実績を出せるのにはやはり理由があります。

サピックスVS中学受験塾大手4社2018合格実績比較〜神奈川編

  サピックス 四谷大塚 日能研 早稲アカ 栄光
東京校舎数 12校舎 9校舎 33校舎 31校舎 79校舎
男子校
栄光学園 150 39 48 27 10
聖光学院 200 71 61 46 13
サレジオ学院 85 56 87 29 14
逗子開成 107 非公表 96 19 18
鎌倉学園 82 非公表 87 22 22
女子校
フェリス女学院 68 30 60 6 1
洗足学園 100 80 86 53 10
横浜雙葉 20 29 41 5 5
横浜共立 25 非公表 69 8 7
鎌倉女学院 52 非公表 88 8 11
湘南白百合 23 非公表 70 6 3
共学
慶應湘南藤沢 86 56 20 43 3
青学横浜英和 65 80 104 38 16
公文国際 16 非公表 34 5 13

神奈川になると東京ほどずば抜けた合格実績と印象はなく、特に中堅校で取りこぼしが目立ちます。

ただ、これはサピックスが神奈川の中堅校を初めから狙いにいかず、トップ校に照準を絞っている証拠でもあります。実際、トップ校である聖光学院やフェリスでは断然の合格実績を出しています

サピックスの入試分析会って何をするの?行くべき?

サピックスの入試分析会は、今年の私立中学校受験の全体動向と各教科の出題傾向を分析するものです。

また「サピックスはこんなにすごい実績と分析力があるのでぜひ入塾してくださいね」と言う会です。

各担当、持ち時間が決まっており、メモをしながら聞き取ろうとしても合格率や変動率など数字が出てくるので正直、早くて聞き取れません。

ですから、概要はこのレポートを読んで頂ければ十分つかめると思います

しかし、欲しいのは当日配布される資料です。特に、入試分析資料は今年実際に出題された問題も合わせて詳しく出ているので、欲しい方はサピックスの入試分析会に参加しましょう。

外部生も公式サイトから申し込みができます

合格実績の資料

サピックス配布資料合格実績

サピックスで毎月配られる月刊誌さぴあ

サピックス配布資料月刊誌

合格者の声

サピックス配布資料合格者の声

入試分析資料

サピックス配布資料入試分析

サピックス入塾案内

サピックス入塾案内

サピックスが分析する2018年度中学入試の全体傾向

首都圏の児童数が前年比97.4%と減少しているにもかかわらず、2/1午前の受験者数は前年比2.1%増、受験割合は13%増、と中学受験者数は増えているそうです。

さらに、今後も中学受験率は上昇傾向が見込まれます。

昨年比でもっとも減少したのは神奈川の女子校

昨年比で減少したのは神奈川のみ。その中でも特に女子校が減少傾向にあるようです。

この要因は、青山学院東洋英和をはじめとした、付属校や共学化した中学が人気を集める傾向にあるからです。

それに反して、北鎌倉女子は大幅な増加傾向を示し注目を集めています。この中学は、専門的なコースを取り入れるなど生徒募集に力を入れるだけではなく、近年大学の進学実績を多く伸ばしています。

南高は20%程度減少、サイエンスも同様と神奈川県は公立一貫校も全体的に減少傾向にあります。

私立中学は二極化が進む

  • トップ校:受験率はほぼ全ての学校で増加
  • 中堅校:女子校以外は増加
  • 中堅校以下:減少傾向

女子の入試事情に変化?

今年度は、女子の大学付属中学が減少していました。

女子の大学進学実績が男子を上回る傾向(特に上智は女子校が上位5位を独占)にあるため、教育改革に向けて女子付属校が敬遠されていると言う実情があるのかもしれません。

また、青山学院東洋英和を始め女子校→共学校になった学校が人気を集めています。また、横浜富士見丘学園が2019年に共学化されるということで注目されています。

男子・共学校は付属校が堅調

学習院、早稲田をはじめとする大学付属校の男子校は増加傾向にあります。特に、早稲田は東大合格数、医学部合格数も増加。トップ進学校の実績を上回る勢いを見せています。

大学の施設をうまく活用し、学習のモチベーションを高めると言う取り組みがうまくいっているのかもしれません。

付属校の共学校は、法政、明治、慶応中等部を始め軒並み増加しています。

英語入試を導入する中学も増えつつある

英語入試を導入する学校が増えている傾向にあります。大妻中野、共立女子をはじめ、2年前から比べると、78校→97校→103校となりました。

入試の形式は様々で筆記試験、グループ会話、英検評価など、各学校模索しているようです。

算数の入試分析2018

算数は3つの軸に話が進んでいきました。

入試問題の出題分野の変化

入試の目的は、その学校で6年間勉強するにあたり、学習環境も含め、ふさわしいかどうかを試すことです。

そういう意味では、工夫がされていてちょうどいい難易度の学校が多かったと言う印象。丁寧にきちんと学習していれば点数が取れるが、公式だけ覚えている子は解けないと言う問題が多かったです。

学校側が求める能力としてサピックスでは以下の2つに分けているそうです。

  • Aタイプ:スピード、計算力、基本問題への対応力
  • Bタイプ:見たことのない問題への対応力

各学校で欲しいタイプが変わらない学校もあれば、少しずつ変えてきている学校もあります。Aタイプ中心だった学校が、Bタイプの空間図形、場合の数、言葉で説明したりする問題を増やしてきているというのが今年度の傾向です。

高度な計算力が求められる

特に女子校で・・・

  • 途中の計算が相当難しいことになっている(分数に成ったり少数になったり:桜陰中)
  • 単純な計算問題が例年よりすごく難しい(女子学院中)

普段から丁寧に計算に取り組むことが非常に重要です。

逆に、開成は非常に優しい問題が多かったようです。こんな簡単でいいの?と逆に不安になる子も多かったとか。ただ、子供にとっては難しい、優しいのは関係なく、ノーミスなくの信念でやっているのであればあまり関係ないですね。

また、数の操作を進めていくことによって規則性を見つけていく問題(特に男子)にもこの傾向が見られました。数字を書き出していく際にも、足し算、掛け算が出てきて、それを間違えると規則性が発見できないという点で計算力が問われます。

ハイレベルな図形問題

豊島ヶ岡女子では、フリーハンドで図形を書かないと対応できない図形問題が出題されました。

この問題を解くには、コンパス無しでまあまあ綺麗な円を描いて、通る道を作図して解かなければいけない。普段から丁寧に問題を見て解いていたかが問われた問題です。

また、外側に図形を付け足して、以前解いたことのある図形を作り出す問題。また、切断面が五角形になるケースが定番化しています

このような算数を乗り切るための学習は?

「丁寧に勉強すること」に尽きるそうです。計算を丁寧に、問題を読むところを丁寧に、確認・見直しを丁寧に。それを意識した勉強が合格につながるそうです。

また、そのためには、大人がお子様に対して丁寧に接する。注意するのではなく、自分で考える間をしっかり与えることが大事だそうです。

国語の入試分析2018

国語の入試傾向

国語は、採用された文章のテーマ、どのような設問が目立ったかというポイントで傾向を説明してくれました。

採択された文章のテーマ

採択される文章のテーマはその年の世相を表すものが多いそうです。特にAIなんかはトレンドなので、今後多く出題されるかもしれませんね。

  • ロボット・AI・人工知能との共生
  • AR(仮想現実空間)と実物の大切さ
  • 多様性、違いを認め合うこと
  • 自己を肯定していく物語文
  • 家族の愛情絆

どのような設問が目立ったか?

  • 100文字程度で要約する問題(豊島岡女子、逗子開成、湘南白百合)
  • 自由記述(フェリス、横浜雙葉、サレジオ)
  • 会話からおかしな点を見つける問題(横浜雙葉、浅野)

これらの問題を乗り切るためには?

サピックスで力をつけていけば良いとのことです(笑)。

流行は教材に入れられないため、サピックスではトレンドの文章を6年生後期のテストに盛り込んでいくそうです。実際、11月、12月のテストに採用した文章は上位校で的中!

また、これは僕も非常に共感した部分なのですが、最先端の技術について話し合う。というのは重要だと思います

例えば、夕食中、AIのテレビがやってたら、本人の意見を聞いてみるとかいう小さな積み重ねが受験を勝利に導きます。

サピックス入試報告会2018まとめ

サピックス入試報告会まとめ

このようにサピックスの入試分析会は「今年こんなに合格実績をだしましたよ!」という会ではありません。

各教科、各学校の傾向を先生方が教えてくれます。

ただ、傾向は毎年変わるものなのであくまで参考に。中学受験を考えている熱心なお母様だったらとても有意義な時間が過ごせると思いますよ。